森の中の大きな木~Let's go to the new stage!~ 

とりあえず今、目の前にあることについて語ろう

皇居の松と語る~木にまつわる不思議なお話~

上京中、ふと思い立ち、皇居に行ってみました。

 実はここ(皇居)に来るのは2回目なのです。

 1回目は、3年前に夫と二人で…。詳しくはこちら↓

firestpark2014.blog.jp

 あの皇居独特のエネルギーに触れたくて、今度は一人で行ってみました。

 地下街から地上に出ると、雨がちょうど止んだところでした。皇居に向かってまっすぐ歩きます。

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 雨でサッパリと洗い流され、空気が清々しくとっても気持ちがいいです。
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 今回も外国人観光客が多いようです。ここでも日本人は少数派。f:id:mama-papa-131106:20180426111457j:image

 皇居も聖地だなぁ…と実感。ここを歩くだけで崇高で洗練された気持ちになります。
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 3年前もここに来ました。正門と二重橋。f:id:mama-papa-131106:20180426111544j:image

 この写真を見ると周りには誰もいないように感じるかもしれませんが、実は、私の両サイドには中国人の観光客がたくさんいらっしゃって、皆さん写真を撮りまくっていましたw。
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 案内板の説明を読む。
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 正門の方へ行ってみました。

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 固く閉ざされた正門。

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奥に見えるのが二重橋です。「ここが~ここが~二重橋~♪ 記念の写真を撮りましょね~♪」と歌にもある(by島倉千代子『東京だよおっ母さん』←古すぎる?)、あの有名な二重橋です。

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 二重橋をじっくり眺めつつ、記念の写真をパチリ。雨上がりだから、少し霞んでとても清々しい雰囲気です。

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 ここは本当に素晴らしい所です。天然芝と松がとても素敵。どの松も生き生きしています。
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 結構歩いていると思うのですが、広大なので、歩いても歩いても距離感がさっぱり分からず(汗)。

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こんなに生き生きと生えている松は、日本広しといえども、ここくらいでしょう。手入れが行き届いて美しい上に窮屈さがなく、みんなノビノビしていて、爽やかで気持ちがいいです。

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 たくさんある松の中で、この斜めに幹を伸ばしている松↓がすごく気になり(この松に呼ばれました)、少しお話してみました。

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 実は、私は木とお話ができるのです。(怪しいでしょう?ここから怪しさMaxの話になりますよw)

 この松↑が何故私の目に留まったのか?といいますと、京都の松と同じエネルギーを感じたからです。

しかも、この松、庭師が調整してこの形にしたわけでもなく、また、鎖や縄で縛り付けてこの形に矯正しているわけでもなく、自然の状態で、このような特殊な形をして存在しています。

 それで、私はビックリしたのです。

「松さん、私はあなたのように横へ幹を伸ばしている松を過去に見たことがあります。一つは私の近所の家にある松で、もう一つは京都の仁和寺にある松です。それらの松は、どれもその形になるよう矯正されていて、本来の形に戻らないようガッチリ枝や幹を固定されていました。でも、あなたは何にも縛り付けられることなく、自然の状態でこの形をキープしています。これってすごいことですよね。その上、とても美しく品がある佇まいをしています。素晴らしいと思います!」

 …と、感じたことをそのまま伝えました。

 すると松さんは、御礼を言い、私にこう答えてくれました。

 「ここの松は、私だけでなく、皆すべてが帝(みかど)をお守りする使命を天から与えられ、選ばれてここにいます。ですので、皆が自分の役目に誇りを持ち、全力で帝をお守りしているのです。私もここにいることに誇りを持っています。

今の私のこの姿は、私なりの「美」の表現なのです。

帝が国家の象徴的存在として優雅で気品に満ちて力強くあるように、帝に寄り添う私たちも、気品と美しさと力強さを兼ね備えていなくてはいけません。

ですので私はこの形をしているのです。

また、いつでも帝のお目に留まってもいいように、またここを通られた人が帝という存在の気品と力強さを心から感じ畏敬の念を帝に捧げるように、私はこの姿でここにいるのです。よくぞ気が付いてくださいました。」

 松はさらに話を進めます。

 「帝が都(みやこ・京都)にいらっしゃったときは、都の御所や皇族ゆかりの寺院の松が帝をお守りしていました。

 しかし、帝がここ(皇居)に遷(うつ)られてからは、都の松からこの使命を譲渡されて、今は私たちがお守りする役目を受け継いでいます。

 私たち(皇居の松)は一つ一つが自立した存在であり、それぞれが意志を持ち、帝を日々お守りしています。私たちのエネルギーはネットワークでつながっていて、皇居を取り囲む形で「結界」を張っているのです。

帝をお守りすることで、私たちは日本国の国体をも守っているのです。」

 「帝と国家を守る使命を果たすため、私たちは、常に宇宙から新しいエネルギーを受け取り、意識を進化させる努力をしています。今は変化の時です。この時代のエネルギーにうまく適応し、変化の流れに柔軟に対応するため、私たちは最先端のエネルギーを放ち続けられるよう、常に宇宙からの指示を受けてこまめに自らを調整し、アップデートし続けています。

 だから、ここは歴史ある場所でありながら、(エネルギーが)とてもオープンで軽いでしょう?ここにいる私たちが、常に更新し続けているから、この場所も新しい時代のエネルギーに満ち溢れているのです。

 私たちのような松でさえ、常にエネルギーを循環させながら、新しい時代のエネルギーも取り入れ、自らを進化させる努力をしているのです。ですから人間の皆さんも、常に意識を新しく生まれ変わらせてください。

いつまでも昔のやり方に固執したり、もう機能しなくなった古いシステムにしがみついたり、過去の記憶に縛られ身動きできない状態にいるのは、とてももったいないことです。

世の中はどんどん変化しています。重い思考は手放して、もっと軽くなることです。」

 …云々。

そんなことを松さんは語ってくださいました。

ああ、なるほどなぁ~。だからここに来ると、私は気持ちがスッキリして意識が拡大して、新しく自分をアップデートしたくなるのか…と納得しました。

 ここに居ると、心のなかの曇りが晴れて、細かいことが気にならなくなり、意識がスパーンと大きく広がってオープンになれるのです。

そして、新しい感覚で生きていこうと、そんな気持ちになれます。

 松さん、ありがとう。  

「確かにそうだ。人間よりも、ここの松の方がとっても新しくて洗練されていて軽くて自由でいる…。私たち人間の方が、古臭くて汚れていて重くて身動きできなくなっている…、それも『思考』のせいで。『思考』に心が縛られ支配され、自分の動きに制限を与えて、自ら自由を奪っている…。」

 …と、私はそんなことを思ったのでした。

「松さん、どうもありがとう。また意識が拡大しました。この話、皆さんにシェアしますね。」

 …と、私は心からお礼を伝えました。

 ◇◇◇

 私に大切な情報を伝えてくださったのは、右側のお堀沿いの松さんです。

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手前の小さな松さんは、奥の松さんの子ども?子分?だそうですよ(汗)。

 こうして周りを見渡すと、確かにたくさんの松があります。
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皇居の木々たちに感謝の気持ちを伝えながら、後にしました。

 

 雨あがりの大通り。空気が爽やかです。

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振り返り、皇居にサヨナラしました。

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 雨に濡れて木々がみずみずしく輝いています。

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 木々のネットワークに私は呼ばれたのだな…と思いました。

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◇◇◇

木々は独自のネットワークを持っていて、遠く離れたところにある木々でも、同じフィーリング同士、つながっています。私は、時々、木々に呼ばれて旅をするのですが、今度はどこの木々に呼ばれるのか…。楽しみです(^^)。

 

締めくくりは丸の内ビル。オサレでかっこいい~。

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